ベテラン摂食障害女の、その後の人生。

病院に頼らずに心身ともに社会復帰したい人のお役に立てればと思い、過去の経験を綴ります。

拒食症の始まりは

わたしの摂食障害は基本的には過食嘔吐型でしたが、拒食症の人の気持ちも少しわかります。

 

こんにちは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。

 

拒食症の症状も10年の間に少し出た事はありましたが、わたしの場合、拒食はそこまで重症にはならなかった。だから死なずに済んだのかもしれません。栄養を全く受け付けないと、多分、弱りますよね?(←ガッツリ拒食症だった事がないので「?」です)

 

そうは言っても過食も結局は多くを吐いてしまうし、吐き戻す時に身体に負担がかかる事を考えると、過食も決して死なない病でも楽な病でもないのですが…

 

ところで、今日お伝えしたいのは拒食症の克服事例です。拒食症で苦しんだ経験のあるモデルさんの告白動画を見ました。

 

Facebookに上がってきたBrut  Japanの投稿で、パリで活躍するモデルkikoさんのインタビュー動画。3分50秒ほどですが、とても大切なメッセージだと思いました。

 

https://www.facebook.com/654873828310251/posts/784321898698776/?vh=e

 

海外でモデルとして活躍する為のストイックなダイエットの結果、拒食症に陥り、心拍数が38まで下がり、医師に「このままでは命に関わる」と宣告を受けたkikoさん。

「死」の宣告をきっかけに拒食症と向き合い克服を目指し、半年かけて心身を回復させていったそうです。その中で出会った大きな気づきは「感謝」だったとか。

・食べ物への感謝

・自分の環境が恵まれたものだったという事

そして「ありのままの自分を愛して大切にする事」の大切さ。

 

 

これらは正直、精神が落ちるところまで落ちていて、自殺願望が出ているほどに弱っている人には、眩しすぎる言葉です。あるいはまるで理解不能な違う世界の思想です。「そんなのは幸せな人の考え方!わたしは不幸!そんなふうには思えない!」という方もいらっしゃるでしょう。

しかし「感謝」や「ありのままを認め、愛し、慈しむ」というのは、「ここにさえ気づけたら確実に変われる!快方に向かう!」と言っても過言ではない大切なポイントだとわたしも思うのです。

 

すぐには難しくても、1歩1歩自分を認められたら。1つでも感謝を見つけられたら。そうすればまた、人生は動き出すはずです。

 

同じ病で苦しむ誰かの元に届き、どうかその方が救われます様に。

 

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