ベテラン摂食障害女の、その後の人生。

病院に頼らずに心身ともに社会復帰したい人のお役に立てればと思い、過去の経験を綴ります。

幼少期の食卓は?

子どもの頃、ゴハンの時、親御さんが厳しかったですか?

 

こんばんは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。

 

わたしが摂食障害のカウンセリングを受けていた頃のメモを見返しています。

 

「空腹時にこのレシピで作ったスープを食べてください」と言われた材料の横に、走り書きで残していたメモにこうありました。

「ストレスで胃が弱い」

「依存気質」

「子どもの時、ゴハンきびしい」

 

子どもの頃、ゴハンの時間に過度に厳しくされて育った人は、食事の時間が楽しみな時間ではなくストレスな時間で、胃腸の働きが悪くなりやすい。お箸の持ち方や食べ方や姿勢、食べる順番などアレやコレや言われて、怒られたり叩かれたりするのが怖いあまりに、親に言われた通りにしか動けなくなって、親の判断が自分の行動基準になってしまい、結果、すべての事が依存気質になってしまった。…そんな人が結構いる…という話しだったと記憶しています。

 

わたしは、親と一緒の食卓が嫌いでした。とにかく怒られていたからです。今でも同じ食卓に着くと、41歳にもなったわたしに親は何かしらの苦言を呈して来ます。

わたしもいい大人ですし普通の社会生活が送れている人間なので、そんなに恥ずかしいマナーで生きてはいない。それでも娘に何かしら言いたい両親というのは、「ただ言いたいだけ」なのでしょう。彼らは面倒を見たり世話を焼いたりしたいだけなのですね。息をする様に粗探しをして、その言動を彼らの脳は躾と認識し、ドーパミンが分泌されているのだと思われます。

 

子どもに厳しすぎる親は、子どものために厳しいわけじゃない。自分の欲望・快楽の為に厳しいのです。

叱りたい。しつけたい。親の尊厳を保ちたい。自分の思い通りに従えたい。度を越したそれは子どもを思っての行為ではない。親のエゴです。

それが「食事」とも紐付いてしまっていた人は「食」にトラウマを持ちますから、摂食障害疾患リスクは「自由な食卓」で育った人よりも「厳しい食卓」で育った人の方が高いと思われます。

 

今、摂食障害で苦しんでいる方は、幼少期の食卓・食べ物にまつわるトラウマを探ってみるのも、解決の糸口に繋がるかもしれません。

 

最後に…メモに書かれていたレシピを残しておきます。

 

オレガノ・ブラックペッパー・パクチー・ワサビ・生姜を、天然塩と野菜だけを無水鍋で煮込んだスープに加え、最後にオリーブオイルを垂らす。

寄生虫対策の食事だった様です。

 

 

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