眠れていない時
朝起きた時に、夜寝ることを楽しみに思う。病んでた時はそれが毎朝のことでした。
こんにちは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。
摂食障害・精神障害の人というのは、夜、しっかり眠れるはずがないんですよね。
少なくともわたしはそうでした。
今は治っているはずですが、今朝、寝苦しくて、熟睡感がなくて、それでも頑張って朝起きた時に思ったんです。
「夜、眠るのが楽しみだな。早く眠りたいな」
起きたそばから。
今から始まる今日一日でなく、今夜眠る事が楽しみだと。
はっとしました。
これは、体調が悪かった時期に毎朝思っていた事。
うん。こういう思考は、黄色信号だね。
ちゃんと眠る工夫をしなければなりません。
#過食 #拒食 #鬱 #躁鬱 #摂食障害 #睡眠
パン屋さんのプリン
そして昼にはプリンを食べています。
こんにちは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。
小学生の頃、パン屋さんのプリンに憧れていました。銀色のアルミカップに入っていて、オーブンで焼かれた、薄黄色の表面がにほんのり焦げ目がついた、香ばしそうなプリン。
塾のお昼ご飯代として渡されていたお金では、塾の最寄りのベーカリーで、パンを買わなければいけない。しかし、そのベーカリーにある、あのプリンが食べてみたい。でも480円のプリンを買ってしまうと、与えられた500円の昼食費が、プリンだけでなくなってしまう。
プリンが食べてみたいけど、プリンだけではお腹がすく。スーパーの3つで100円のプリンとはちがう、1つで480円もするプリン。食べたい。食べてみたい。
それは、小学生当時まだ過食症を患う前のわたしの、小さな夢でした。
そして、中〜大学生時代に親子関係の拗れから心身を病み、ホテルのスイーツバイキングでプランを山ほど食べては戻し食べては戻ししていた精神疾患&過食症の時期を経て、それなりに大人にもなり、先程、家の近くのベーカリーショップで、お店手作りのプリンを1つだけ購入して帰りました。
食の幸せって、こういう事だと思う。
徒歩圏内にある手作りのお店で、少しだけ気分の上がるものを、予定していた日常の買い物にプラスする事。何個も何個も食べて、それでは足りないと渇望したり、食べ過ぎては吐き戻すのでなく、1つを大切に食べて、満足する事。
飛行機に乗って、京都や北海道の星付きのお店に懐石料理や海の幸を食べに行く事よりも、ずっと大切で、心を満たしてくれる事。
徒歩圏内に幸せがある事。
徒歩圏内に不幸の要素がない事。
こういう事が幸せな気がしています。
#過食 #拒食 #鬱 #摂食障害 #幸せ #プリン
Mrs.エリザベスマフィン
昔から洋菓子が好きでした。
こんにちは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。
今朝、エリザベスマフィンの「ピーチクランブル」という夏の期間限定商品を食べました。エリザベスマフィンは、わたしが中学高校の頃から通っている、マフィン・クッキー・スコーン等を販売する焼き菓子店です。かつては羽田空港内にも店舗を構えていました。
中学高校の頃。マフィンもスコーンもクッキーも、どれだけ食べたかわからない。
バナナマフィンを食べればバターリッチやチョコレートマフィンが食べてみたくなり、季節限定品を1つ食べれば全てを食べてみたくなり。
過食モードが激しい時は、店内全種類一気食いをしたくもなった。しかし、店内でそんなに大量に食べるのは恥ずかしく、それもまたストレスになり。自分の食欲と他人の目と罪悪感と理性と闘っていました。
今朝は、ピーチクランブルをスプーンでひと掬いだけ食べました。甘すぎて、全部一気に食べられなかった。しかしだからといって他の甘すぎないエリザベスマフィンの別の商品が食べたくなるでもなく。かつては棚の右から左まで全てを食べ尽くしたいと思っていたのに。あの時の欲望や衝動は何だったのだろうか。どこへ行ったのだろうか。
消えて欲しい。消し去りたい。当時そう思い、苦しんでいた過食欲。
20年もすればそんなものは完全に消え、食欲に身体が追いつかなくもなる。
食べ物に対してこんなにまともな理性や感覚が働く様になるだなんて。渦中では気づかなかった。
今、過食に苦しんでいる若い人にわたしから言える事があるとすれば。
やり尽くしたら、それは去ります。
死なずには、いて欲しい。
でも、やり尽くすと、いつかは止まります。
だから悲観しないで。
自分の気持ちや感覚と向き合ってください。
#過食 #拒食 #摂食障害 #Mrs.エリザベスマフィン
思い出の焼きそば
今日は夫婦でカップ焼きそばを食べました。
こんばんは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。
摂食障害で傷みまくった身体を立て直す為、ひと頃は病的にストイックに食品添加物を避けていた時期があります。
しかし。たまに、インスタント食品を誰かと一緒に食べるのって、楽しいですね。キャンプみたいな気分を味わえました。
サッカーJリーグが再開したので、DAZNで見ながらカップ焼きそば。一平ちゃんとモッチッチ。スタジアム観戦ができない代わりにキックオフ時間に合わせて作ったカップ焼きそばは、スタジアムグルメの気分でした。
健康の為にインスタント食品や食品添加物を徹底的に避ける時期も、人生には必要だと思います。でも、たまに人生のお楽しみとして食べるのは、悪くないかもしれません。
心の栄養や思い出。
健康的な食べ物以上に、健康的な人生を送る上で大切な要素だと思います。
#過食 #拒食 #鬱 #躁鬱 #摂食障害 #ダイエット #美容 #健康 #社会復帰 #インスタント食品 #カップ焼きそば #食品添加物
嫌いなアファメーション
強制的に鼓舞させられる系のアファメーションは苦手です。
こんばんは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。
「常在戦場!欲しがりません!勝つまでは!」と受験生に言わせていた某予備校とか
「達成できる!達成できる!達成できる!」と毎朝毎朝営業マンに絶叫させていた某一流証券会社とか
「ツイてる♪ツイてる♪」みたいなポジティブシンキングをグループの子たちに強要するネットワークビジネスのエライ人とか
ぜんぶ、気持ち悪いなぁって、思います。
この年になるとね。
若い頃はそうは思っていませんでした。
自分をストイックに追い込むのがカッコいいと思っていたし、ポジティブシンキングがモテたり成功したりする人の条件だと教えられたら素直に「そうなんだ!」と受け入れていた。
でもさ。心にも思ってないことを毎日毎日言わされてたら、病むよね。
アファメーションとは、顕在意識が意図する理想の自分に近づけそうな文言を毎日毎日唱える事で、潜在意識を書き換えようとする行為なんですよね?
確かに、それで成功する人もいるし、自分に合ってるアファメーションを唱え続けるのは幸せへの近道かもしれない。
でも、自分に合ってない言葉を唱え続けたって気持ち悪いだけで、何も良くならないと思う。
何故こんな事を書くかというと、摂食障害を患う様な繊細な人の中には、妙なアファメーションで心を病んでしまった人もいるんじゃないかと思って。アファメーションとは言わずとも、親や学校や環境から押し付けられた価値観が自分と合っていなくて苦しかった人もいるでしょう?それって、根が同じかなと思って。
そういうの全部、やめちゃえばいい。
外からの声じゃなくて、自分の内側の声を大切にした方が、病気が治るのが早いと思います。というかむしろ、病の原因になっていそうな外からの声や常識、価値観から離れる事。
そして唱えるなら、自分の内側の声を引き出してあげる様なアファメーション。
そういうのが、回復への近道なんじゃないかなと、思っています。
とても美味しかったピザ
今夜の晩ごはんはジャズピアノを聴きながらピザを食べました。
こんばんは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。
コロナ以降、ライブハウスはどこも自粛していましたから、本当に久しぶりに、プロの生演奏を聴けました。そして、楽しくエモーショナルなプレイと共に、美味しいピザを1人で丸ごと1枚。今夜のご飯は以上。
栄養バランスなんて、知らない。
そんな事より、音楽を愛する人々と共に、久しぶりに生演奏を堪能する事の方が、わたしの心にとってはよっぽど、バランスの良い栄養分となった気がしています。
摂食障害の頃には、こんな楽しみ方は出来なかった。食べ物以外の事を存分に楽しむ為には、食べ物だけに心身共に囚われた生活から抜け出す必要がある。食欲の支配は強力だし、食べられない事への引け目やプレッシャーも強力です。食べ物を適切に摂取・消化吸収出来る事は、とても幸せな事。それ以外の幸せは、その基盤の上にしか成立しない。
摂食障害に悩む人が少しでもこの世から減ります様に。わたしがお伝えできる事を1つでも多く綴って行きたいです。
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変身願望
「今とは違うわたしになりたい。」
そんな願望や強迫観念から摂食障害に陥る人は多いものです。
こんばんは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。
痩せたいあまりに拒食症になる、というのは1番わかりやすい例でしょう。
過食嘔吐の人も、一部の方はそれです。痩せたい。でも食べたい。だから、食べて吐く。
どちらも、今とは違う「もっと痩せてキレイな自分」を夢見て、現実逃避している。
本当に現実を見られている人なら、痩せ過ぎも食べ過ぎもしないはずです。だってそんなの、美しくありませんから。
具体的にどれだけ痩せて、どんな服で、どんなヘアメイクで、どんな所にどんな人といる自分が好きか。その未来を明確にイメージ出来ている人は、摂食障害の沼に5年も10年も嵌り続けないものです。「今とは違うわたしになりたい」と、漠然となんとなく、今より良さそうな未来をふんわりと夢見ていて、今の自分への自己否定が強い人。こういう人は、長期化しがちかもしれません。わたしがそうでした。
自分が嫌い。
キレイになりたい。
痩せたらキレイになれるはず。
まだ見ぬ理想の自分を夢見て、その姿と現状とのギャップにストレスが余計に強まり、過食がエスカレートして行きました。
自己否定。
これは、わたしにあらゆる病を呼び込みました。強すぎる自己否定は、変身願望を呼び起こし、それに長い間失敗し続け、心身のバランスを崩してしまった。
自己否定。
変身願望。
かつてのわたしの様に、そこから摂食障害に陥ってしまっている方は…
そうですね。
同じ空間で過ごす事で、あなたが自分で自分の事を好きになれそうな人と、一緒にいる時間を作るとか。
ネット上だけの関係でもいいから、分かり合えた気になれるだけでもいいから、新しい友達を作るとか。
環境を変えて、自分を見つめる時間を作る。
関わる人が変わると自分自身の視点も変わります。
等身大の自分でいられる場所・時間を見つける事が何より大切なんじゃないかと、わたしは思います。
食事なんかより、そこが病巣かもしれません。
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