ベテラン摂食障害女の、その後の人生。

病院に頼らずに心身ともに社会復帰したい人のお役に立てればと思い、過去の経験を綴ります。

嫌いなアファメーション

強制的に鼓舞させられる系のアファメーションは苦手です。

 

こんばんは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。

 

「常在戦場!欲しがりません!勝つまでは!」と受験生に言わせていた某予備校とか

「達成できる!達成できる!達成できる!」と毎朝毎朝営業マンに絶叫させていた某一流証券会社とか

「ツイてる♪ツイてる♪」みたいなポジティブシンキングをグループの子たちに強要するネットワークビジネスのエライ人とか

 

ぜんぶ、気持ち悪いなぁって、思います。

この年になるとね。

 

若い頃はそうは思っていませんでした。

自分をストイックに追い込むのがカッコいいと思っていたし、ポジティブシンキングがモテたり成功したりする人の条件だと教えられたら素直に「そうなんだ!」と受け入れていた。

 

でもさ。心にも思ってないことを毎日毎日言わされてたら、病むよね。

 

アファメーションとは、顕在意識が意図する理想の自分に近づけそうな文言を毎日毎日唱える事で、潜在意識を書き換えようとする行為なんですよね?

確かに、それで成功する人もいるし、自分に合ってるアファメーションを唱え続けるのは幸せへの近道かもしれない。

 

でも、自分に合ってない言葉を唱え続けたって気持ち悪いだけで、何も良くならないと思う。

 

何故こんな事を書くかというと、摂食障害を患う様な繊細な人の中には、妙なアファメーションで心を病んでしまった人もいるんじゃないかと思って。アファメーションとは言わずとも、親や学校や環境から押し付けられた価値観が自分と合っていなくて苦しかった人もいるでしょう?それって、根が同じかなと思って。

 

そういうの全部、やめちゃえばいい。

 

外からの声じゃなくて、自分の内側の声を大切にした方が、病気が治るのが早いと思います。というかむしろ、病の原因になっていそうな外からの声や常識、価値観から離れる事。

 

そして唱えるなら、自分の内側の声を引き出してあげる様なアファメーション

 

そういうのが、回復への近道なんじゃないかなと、思っています。

 

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