食べる時間
食べ方の話しをするならば、時間帯のお話しも重要ですね。
こんばんは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。
摂食障害から自力で立ち直ろうとなさっている方の、セルフケアの為に書いています。
食べる事と上手く付き合えなくなっている皆さんは、まずは、「食べる時間」と「食べない時間」を決める事が必要かと思います。
過食の人は特に「食べない時間」を守り
拒食の人は、決めた「食べる時間」に一口でも何かを食べる事が大切だと思います。
わたしにとって効果的だったタイムテーブルは以下です。
午前中→食べない
正午〜20:00→食べるならこの間
20:00以降→食べない
22:00〜2:00という、睡眠のゴールデンタイムに横になって身体を休める事は、回復期において、人生の目標にしても良いくらいです。
その為には1番遅い食事は20:00までに終えてしまっているのがベストでしょう。
そして、過食の人は特に、臓器の回復の為に胃腸を休める時間をまとめて長く取るべきですので、可能であれば正午まで空腹を我慢し、それ以降の昼間の時間も、食べ過ぎに注意して、身体が本当に必要な分だけを「決めて」食べる。
わたしも過食症が酷かった頃は深夜に家を抜け出してコンビニで菓子パンや麺を買ってバクバク食べていた時期があるので「長時間食べない時間を頑張って作る」というのがどんなに気合いが必要な所業か、わかるつもりです。
でも、治りたいなら、時間を決めて食事をコントロールする事。とても大切だと思います。
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自分を認める事
摂食障害になる人って、自分を生きていない人が多いと思うんです。
こんばんは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。
過食になる人は、ストレスから食べ過ぎる。そして食べた物を吐くのは、永遠に食べ続けていたいから食べる為に吐くか、それでなければ太るのが怖いからでしょう。
太るのが怖いのなら、「太ったわたしには価値がない」みたいな思い込みがあるのかもしれない。
拒食症になる人は、ストレスで食べられなくなる人が多いけど、「太るのが怖くて食べられない」という人もいる。その方たちもやはり「太ったわたしには価値がない」と考えてしまうから、太るのが怖い。
怖い。太りたくない。醜くなりたくない。
それなら太らない食べ方を工夫すれば良いだけなのに過食や拒食になるのはなぜか。
思考が極端だからです。
テキトーに生きられない、真面目な人だからかもしれません。
「もっと痩せて美しくなりたい」そんな変身願望がある人も一定数いるはず。
「もっと痩せて美しくなりたい」
その思考が強すぎて過食や拒食に陥り、生命や危機を迎える。それって、本末転倒ですよね?
今の自分とは違う、より良い自分を夢見て、その夢が強いあまりに、今現在の自分を安心・安全・幸せな場所に置く事が出来ない。
「痩せたら幸せになるはず」と、来てもいない未来を夢見て、今現在の自分は食べる事がままならず、生命の維持すら綱渡り。
それって、悲しい。
とても悲しい事だと思うのです。
痩せなくても、幸せになる方法はある。
今現在の自分を、他でもない自分自身が認めてあげてほしい。自分で自分を幸せにしてあげてほしい。痩せる事も太る事も、どうって事ない。本当に、どうって事ないのです。
死ぬよりマシ。
本当に、死ぬよりマシです。
死ぬ事に比べたら、太る事も痩せる事も、全然マシです。
痩せた未来なんて夢見るよりも、今の自分を生きて欲しいです。
わたしも過去、もっと早く気づくべきでした。
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声が出にくい人
声にコンプレックスがある人はいませんか?
こんばんは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。
摂食障害と生理や婦人科系の疾患がセットになっている人が多いのでは?という話しを以前書きました。
カウンセラーさんとの会話メモを見返していた時に、こんな走り書きを見つけました。
「ノドと子宮は対になっている。
家系も子宮。婦人科系疾患。」
わたしは、家庭不和でした。
そのストレスから摂食障害になり、生理不順にもなった。
自分に自信がなく、上手く喋れなくなった。
ノドが弱く、すぐに声を枯らしていた。
大きい声を出すと、すぐにノドに破れた様な痛みが走った。
子宮の不調。喉の不調。
家系のイザコザ。摂食障害。
全部繋がりがあったなぁ〜と、思い返しています。
わたしの場合は、ですが。
摂食障害の治療って、吐かなきゃいい、食べなきゃいい、食べたらいい…なんていう、そんな、単純なものじゃないんですよ。
病の原因・根っこは、複雑に、様々な問題をはらみ、全てが繋がっている。
紐解いて、見つめていくしかない。
自分で。
医者はそこまで助けてくれませんから。
自分で自分を見つめて、自分で立ち直るしかないんですよね。
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食べる量を決める事
摂食障害の人は、自分が食べる量を自分で上手くコントロール出来ませんよね。わたしはそうでした。
こんばんは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。
過食だった頃はエンドレスに朝から晩まで食べて吐いてを繰り返していました。「1日3食をきちんと食べる」という多くの日本人の標準スタイルに近づきたかったけど、衝動的に食べてしまい、その量をコントロール出来ず、どうしても無理だった。
しかし、摂食障害がそこまで重くない方々にお伝えしたい、すぐに実践できる「食べ方」があるので、書き残します。
必要なアイテムがあります。
ランチョンマットです。
お盆やお弁当箱を使うのも良いかもしれない。
「今回の食事で食べる物」の総量を決め、枠組みを作り、並べる事が大切です。そしてランチョンマット上やお弁当箱、お盆の上の全ての食べ物に、感謝を伝えるのです。
食事を目の前に並べたら、
手を合わせます。
目の前の食べ物を見つめて、手を合わせ、「いただきます」をする時に、イメージします。
「これから今目の前に並んでいるこの食べ物たちが、わたしの血や肉や骨となってくれる。わたしの身体を作ってくれる。ここに並んでいる食材が、地球に生を受け、生産者さんや流通の人々の協力のもと、我が家までやってきた。その全ての過程に感謝します。ありがとうございます」
食べ物の命を頂く事
作り手の愛情を受け取る事
よく噛み、大切に頂き、その食べ物が自分の身体に消化吸収されていく事。
1つ1つを大切にイメージします。
食べ物には光りが宿っています。
その光が自分の身体に統合されて行くのです。
そんなふうに、1つ1つの食べ物を、大切に頂いてみて欲しいのです。
拒食症の人は、何か食べられそうな物や飲めそうな物を、大切に1つだけ目の前に用意して、同じ事を行ってみてください。
食べ物への向き合い方を「大切にする」「感謝を伝える」方向に変えて行けば、何かが変わり始めるかもしれません。
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生理不順
摂食障害を続けていると、生理が止まったり、不順になったりする人も多いはずです。
こんばんは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。
思えばわたしは摂食障害になる前から、生理がかなりおかしかった。ものすごく腹痛が激しく経血も大量だったので、その症状だけを見ると当時は子宮内膜症だったのかもしれません。
その後、摂食障害に陥ってからは、栄養不足につき、生理がめったに来なくなりました。たまに来たかと思うと大量の経血と腹痛に悩んだり、あるいはほんの少しの経血のみで、ただの不正出血で終わったり。
ここからは医学的根拠でなく、わたし自身の経験則に基づくカンですが、生理の悩みは、本人の「女」としての覚悟や自覚と無関係ではないと思うのです。自分が「女性である事」「子どもを産む事」に関して極端に嫌悪感を抱いている人は、婦人科系のトラブルを抱える事が多いのではないでしょうか。
そして摂食障害は、「美」に関するコンプレックスを抱いている人が陥りやすい一面もある。
「女性性」と「美」には
切っても切れない関係性がある様に思います。
だから「摂食障害」と「婦人科系トラブル」にも、「栄養不足」という側面だけでは片付けられない関係性があると思うのです。
病の原因の多くは「心」だから。
病として現れている今の「結果」の裏にどんな「心」「感情」が隠れているかは、本当に人それぞれでしょうが、もしも「摂食障害」と「婦人科系トラブル」の原因の根が繋がっているのなら、同時に癒せると、良いですね。
ラーメンの良いところ
先日からラーメンの話しを書いているので、これも綴っておきましょう。
こんばんは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。
ラーメンは往々にして、ダイエットの敵と呼ばれています。そして当然、摂食障害の人の回復食として推奨される物でも、おそらくは、ない。
糖質と脂質の塊。
確かにそのとおりです。
しかし、わたしがラーメンを食べる時の言い訳にもしている、ラーメンのとても有用性の高いポイントが存在する。
それは
「ボーンブロス」です。
肉や魚の骨を煮込んだスープというのは、ボーンブロスと呼ばれていて、とても栄養価が高いんですね。摂食障害からの回復を目指す人は特に、胃腸に優しく様々な栄養を含むボーンブロスを積極的に取るのは良い事でしょう。
しかしラーメンとなると、ボーンブロスの摂取も出来ますが、丼に盛られているのはそれだけではない。小麦グルテンだのチャーシューに背脂に……と、患者の胃腸に負荷がかかる、その他食材の問題が絡んできます。なのでやはり、そこそこ健康になるまでラーメンは、摂食障害の方にはオススメできない。
健康になった時にラーメンを食べる言い訳として、お店の鍋で長時間鶏ガラや豚骨を煮込んでスープを作っている、骨からの栄養を取れるラーメンならば、「ボーンブロスだから食してもヨシ!」とする。ボーンブロスではない、インスタントラーメンは避ける!それが賢明かもしれません。
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考えて食べる
食べ方というのは、大切です。健康を手に入れる為にも、摂食障害から立ち直る為にも。
こんばんは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。
昨日は「ラーメンやスナック菓子ばかりを考えなしに食べ続ければ身体を壊す」という話しを書きました。
上記は典型的に、糖質と脂質ばかりが過多で、タンパク質が足りていない。人体は脂質とタンパク質で出来ているのに。
やはり、摂取すべきは、良質のタンパク質と脂質。これを優先すべきです。
そして糖質に関しては、出来ればミネラルが豊富な黒糖・ハチミツ・果物から取るのが良い。炭水化物は嗜好品と考えるべきでしょう。
食べ物の、質を向上させる。
良い物を、少しずつ。
おそらくこれが健康への近道です。
ミネラルが豊富な
岩塩・天日塩・手作りの海塩
木樽で熟成したお味噌
調味料も大切です。
そして何よりも油。
良質のギーやオリーブオイル、アマニ油、ヘンプシードオイル。
口に入れる物を変えて、栄養の質を上げていけば、身体が整い始め、異常な食欲が減って行きます。過食は、身体が栄養欠乏が進んだ飢餓状態であるが為に、食欲が過剰になっている事も一因です。過食を止めたければ、栄養を取り、身体を内側から作り変えていくのが近道なのです。
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