ベテラン摂食障害女の、その後の人生。

病院に頼らずに心身ともに社会復帰したい人のお役に立てればと思い、過去の経験を綴ります。

自分を認める事

摂食障害になる人って、自分を生きていない人が多いと思うんです。

 

こんばんは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。

 

過食になる人は、ストレスから食べ過ぎる。そして食べた物を吐くのは、永遠に食べ続けていたいから食べる為に吐くか、それでなければ太るのが怖いからでしょう。

太るのが怖いのなら、「太ったわたしには価値がない」みたいな思い込みがあるのかもしれない。

 

拒食症になる人は、ストレスで食べられなくなる人が多いけど、「太るのが怖くて食べられない」という人もいる。その方たちもやはり「太ったわたしには価値がない」と考えてしまうから、太るのが怖い。

 

怖い。太りたくない。醜くなりたくない。

 

それなら太らない食べ方を工夫すれば良いだけなのに過食や拒食になるのはなぜか。

 

思考が極端だからです。

テキトーに生きられない、真面目な人だからかもしれません。

 

「もっと痩せて美しくなりたい」そんな変身願望がある人も一定数いるはず。

 

「もっと痩せて美しくなりたい」

その思考が強すぎて過食や拒食に陥り、生命や危機を迎える。それって、本末転倒ですよね?

今の自分とは違う、より良い自分を夢見て、その夢が強いあまりに、今現在の自分を安心・安全・幸せな場所に置く事が出来ない。

「痩せたら幸せになるはず」と、来てもいない未来を夢見て、今現在の自分は食べる事がままならず、生命の維持すら綱渡り。

 

それって、悲しい。

とても悲しい事だと思うのです。

 

痩せなくても、幸せになる方法はある。

今現在の自分を、他でもない自分自身が認めてあげてほしい。自分で自分を幸せにしてあげてほしい。痩せる事も太る事も、どうって事ない。本当に、どうって事ないのです。

 

死ぬよりマシ。

本当に、死ぬよりマシです。

死ぬ事に比べたら、太る事も痩せる事も、全然マシです。

 

痩せた未来なんて夢見るよりも、今の自分を生きて欲しいです。

 

わたしも過去、もっと早く気づくべきでした。

 

 

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