ベテラン摂食障害女の、その後の人生。

病院に頼らずに心身ともに社会復帰したい人のお役に立てればと思い、過去の経験を綴ります。

食べる量を決める事

摂食障害の人は、自分が食べる量を自分で上手くコントロール出来ませんよね。わたしはそうでした。

 

こんばんは。かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。

 

過食だった頃はエンドレスに朝から晩まで食べて吐いてを繰り返していました。「1日3食をきちんと食べる」という多くの日本人の標準スタイルに近づきたかったけど、衝動的に食べてしまい、その量をコントロール出来ず、どうしても無理だった。

 

しかし、摂食障害がそこまで重くない方々にお伝えしたい、すぐに実践できる「食べ方」があるので、書き残します。

 

必要なアイテムがあります。

ランチョンマットです。

お盆やお弁当箱を使うのも良いかもしれない。

 

「今回の食事で食べる物」の総量を決め、枠組みを作り、並べる事が大切です。そしてランチョンマット上やお弁当箱、お盆の上の全ての食べ物に、感謝を伝えるのです。

 

食事を目の前に並べたら、

手を合わせます。

 

目の前の食べ物を見つめて、手を合わせ、「いただきます」をする時に、イメージします。

 

「これから今目の前に並んでいるこの食べ物たちが、わたしの血や肉や骨となってくれる。わたしの身体を作ってくれる。ここに並んでいる食材が、地球に生を受け、生産者さんや流通の人々の協力のもと、我が家までやってきた。その全ての過程に感謝します。ありがとうございます」

 

食べ物の命を頂く事

作り手の愛情を受け取る事

よく噛み、大切に頂き、その食べ物が自分の身体に消化吸収されていく事。

 

1つ1つを大切にイメージします。

食べ物には光りが宿っています。

その光が自分の身体に統合されて行くのです。

 

そんなふうに、1つ1つの食べ物を、大切に頂いてみて欲しいのです。

 

拒食症の人は、何か食べられそうな物や飲めそうな物を、大切に1つだけ目の前に用意して、同じ事を行ってみてください。

 

食べ物への向き合い方を「大切にする」「感謝を伝える」方向に変えて行けば、何かが変わり始めるかもしれません。

 

 

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