お前はもう死んでいる
北斗の拳を思い出しました。
こんばんは。、かつて15〜25歳までの10年間摂食障害だった、アラフォー主婦のユイカです。ちなみにわたしは主に過食・嘔吐型でした。
「お前はもう死んでいる」
そう言われた気になったのは24歳の時だったでしょうか。摂食障害10年目の頃です。
病院に行ったところで治してもらえない。
しかしもう、全体的にどこもかしこも、どうにも体調が悪すぎる。
そこでわたしは当時、東洋医学系の治療院を頼りました。その時の施術者の方にこう言われたんです。
「自律神経のツボが、ほぼ全滅しています。押しても反応がないツボが殆どで、かろうじて反応があるツボが1〜2ヶ所。この状態から身体をどこまで立て直せるか、どれくらい時間がかかるか、正直わかりません」
ツボ押しという言葉と、ツボがほぼ全滅という事実。
「お前はもう死んでいる」と言われた気分になりました。
経絡だとか陰陽だとか鍼灸だとか漢方だとか、詳しい事はわかりません。ですが「多分、東洋医学だけでは身体は治らなかったらしい」という事だけはわかります。わたしの場合は、ですが。
摂食障害は、精神的な要因も身体的な要因も環境的な問題も、いろんな原因が組み合わさって起こっている人がほとんどだと思います。
だから西洋医学も東洋医学も民間療法もカウンセリングも、どれか1つだけが確実に効果的で病気を治してくれる!なんて事はあり得ないと思うのです。だって、原因が複雑なんだから。
ご自分に合った治療法や先生が複数、見つかると良いですね。盲信的に何か1つだけを信じるのは危険だと、わたしは思っています。
病気を治すのは、自分自身。
その上で、その為のツールやサポーターとして、様々な治療・療法・心理学・施術者・カウンセラー・書籍…良き出会いがあると良いなぁと。ご自分の心や身体の声を聞きながら、その時の自分に必要なものを取捨選択出来れば、何かが少しずつ動き出し変わり始めるはず。
皆様の治療が前進する事を祈っています。